レンタル価格:26,000円(税別 ) 演奏時間:約7分 演奏レベル(5段階):3 演奏可能最低人数:21人 ■楽器編成 ■作品解説 「鹿踊りのはじまり」は宮沢賢治の童話集「注文の多い料理店」の最後の1編です。
主人公が無心に遊んでいる鹿を見つめているうちに、自分と鹿との区別をわすれ踊り
出してしまいそうになると言うお話です。曲は物語の内容に沿ったものではなく、読
んだあとに自分の心にさわやかな風が沸き起こるような、読んだ後の印象を大切に作
曲しました。「鹿の遠音」を参考にして鹿が呼び交わす所から始まり、鹿がお日さま
に向かって歌いだしたり、輪になって踊りだしたりします。やがて主人公の旋律と鹿
の歌が一つになり曲を閉じます。自分としては「好奇心」や「懐かしさ、暖かさ」が
表現できれば良いなと思います。 (福島弘和)
|
このホームページに掲載されている音源・写真・文章の無断転用・複製などは堅くお断りします。