門脇 治 吹奏楽のための「Toward」(トゥワード)
2003年 21世紀の吹奏楽 第6回〈響宴〉にて演奏

■門脇 治 吹奏楽のための「Toward」(トゥワード)  【作曲家プロフィール】
宮城県多賀城高校吹奏楽部第10回定期演奏会委嘱作品
I .ファンファーレ   
II.アリア 
III.トッカータとコラール  

■レンタル価格:42,000円(税別 )

■演奏時間
I .ファンファーレ (約3分)    
II.アリア (約5分20秒)   
III.トッカータとコラール (約7分20秒)

■演奏レベル(5段階):4

■楽譜サンプル

■収録CD:21世紀の吹奏楽「響宴VI」〜新作邦人作品集〜 (ブレーン/BOCD-7470〜1)

■楽曲解説
全曲を通じて3つのモチーフが使われます。
●第1楽章:「ファンファーレ」
「ファンファーレ」前半部では、トランペットによって奏される一つ目のモチーフB-A-F-Gが支配し、 やがて木管のフレーズから派生する2つ目のモチーD-Es-B-Aがクライマックスをつくります。

●第2楽章:「アリア」 
チューバ パートの同級生がが憧れていたブルックナーの交響曲にヒントを得た第2楽章「アリア」冒頭の
ユーフォニウムとチューバによる四重奏は、G-As-Bという3つ目のモチーフで開始し、このモチーフがこの楽章を一貫しています。
クラリネットのソロによる穏やかな部分から天の怒り、そして審判へと目まぐるしく変化し、安息を以てこの楽章は閉じられます。

●第3楽章:「トッカータとコラール」
「トッカータとコラール」は第2のモチーフによる強烈な楽章で始まり第1モチーフと相俟って展開します。短3度の転調を繰り返しカオスへ。カオスの中から第2モチーフを基にしたコラールが生まれます。モチーフが重なり合い栄光のフィナーレへと結びます。

 

 

<楽器編成表>
Picc
Trp1
●(div)
Fl1
Trp2
Fl2
Trp3
Ob
●(div)
Hn1
Bn
●(div)
Hn2
Es♭
Hn3
B♭Cl1
●(div)
Hn4
B♭Cl2
●(div)
Trb1
B♭Cl3
●(div)
Trb2
BassCl
Trb3
A.Sax1
Euph
●(div)
A.Sax2
Tuba
●(div)
T.Sax
St.Bass
●(div)
B.Sax
   
 
Piano
Timpani
Perc1

Cymbals, Suspended cymbals (small, large)
Bass drum, Tam-tam
Chime, Xylophone, Tam-tam, Triangle

Perc2
Perc3

●・・・必要なパート

 

 

 

 

このホームページに掲載されている音源・写真・文章の無断転用・複製などは堅くお断りします